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二重管が必要な理由
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MC型二重管施工概要書

(1)継手と直管の接続手順

  1. 直管(二重管)は、センターリングが付いた内管と外管がそれぞれ独立しており、内管が外管に差し込まれた状態で、発送いたしております。
  2. 継手と直管を接続する場合、直管の外管をスライド(後退)させ、接続しようとする内管を突き出します。
    継手と直管の接続手順
  3. 継手の内管内面と直管の内管外側に塩ビ用接着剤を薄く均一に塗布し、継手内管と直管内管を接続します。
    継手と直管の接続手順
  4. 次に、継手の外管内面と直管の外管外側に塩ビ用接着剤を薄く均一に塗布し、直管外管をスライドさせて継手と接続させます。
    継手と直管の接続手順
    注: 熱による外管の伸縮を吸収するため、直管(外管)10m以内ごとに市販の塩ビ用伸縮継手を使うことをお勧めします。

(2)直管と直管の接続手順

  1. 直管と直管を繋ぐソケットに関しましては、一般品をお使いください。
    内管がVPの場合は、TSソケット(内管がHIVPの場合、HITSソケット)で、外管が透明管100Aまでの場合は、VUDSソケット透明をお使いいただき、125A以上の場合は、VUDSソケットグレー管をお使いください。
    外管がグレー管の場合は、全てVUDSソケットグレー管をお使いください。
    注: 外管は、200Aまで透明管はございますが、継手ソケットにつきましては、100Aまでしか透明管がございません。
    125A以上はグレー管のVUDSソケットになりますが、外管が透明管ですので小口からソケット内部が確認できます。
  2. 直管の内管外側と内管用ソケット内面に塩ビ用接着剤を薄く均一に塗布し、直管内管と内管用ソケットを接続します。
    直管の外管と外管用ソケットも同様に接続します。
    直管と直管の接続手順
  3. 直管の外管をスライド(後退)させ、接続しようとする内管を突き出します。
    直管と直管の接続手順
  4. ソケットの内管内面と直管の内管外側に塩ビ用接着剤を薄く均一に塗布し、ソケット内管と直管内管を接続します。
    直管と直管の接続手順
  5. 次に、ソケットの外管内面と直管の外管外側に塩ビ用接着剤を薄く均一に塗布し、直管外管をスライドさせてソケットと接続させます。
    直管と直管の接続手順
  6. ソケットは、一般品をお使いいただいておりますが、現場によっては縦配管距離が長く、直管の重量をソケットで受けたいという場合には、特注でソケット(二重管)を製作いたします。

(3)直管の乱尺管接続手順

  1. 直管の内管と外管を分離し、それぞれ所定の長さに切断します。
    直管の乱尺管接続手順
  2. 継手Aの内管内面と直管の内管外側に、塩ビ用接着剤を薄く均一に塗布し、継手Aの内管と直管内管を接続します。
    直管の乱尺管接続手順
  3. 次に、継手Aの外管内面と直管の外管外側に、塩ビ用接着剤を薄く均一に塗布し、直管外管をスライドさせて継手Aと接続させます。
    直管の乱尺管接続手順
  4. 直管を継手Bに接続します。その際、同時接続となりますので、直管の内管及び外管と継手Bの受け口長さをしっかり計算してください。
    直管の乱尺管接続手順

直管製品図

MC型二重配管直管 内管(VP・HIVP・HT)×外管(VU仕様)

直管製品図

直管製品図

二重管接合寸法要領図

二重管接合寸法要領図

二重管接合寸法要領図

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